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2006年8月28日 (月)

ティールに映った自分

Thiel早いもので、Thiel CS2.3を使い始めて6年経ってしまった。その間、多くのメーカーの新製品が市場を賑わし、ティール自身も2.4や1.6などのニューモデルをリリースした(ズラ頭の最新型は何処へ?)。今となっては古くなった感は否めないが、それでもCS2.3は当家にはすっかり馴染んだスピーカー。今の住宅環境がガラリと変わらない限りは、特に不満のない状態だ。詳しくはティール使いのBBSでお世話になっているcruelさん(最近筆不精ですいません)が、巧みな筆でオフ会の模様を語ってくれた。自分を分析するのは、誰しも嫌なものだ。

当時からは、若干システムに変更が入っている。DACがMSB Platinum PlusからdCS Deliusに変更になったことや、DENKENのクリーンACユニットDA-7100HGを導入したこと、そしてFinite Elemente Cerabase4個をP70下に敷いたことが、主な変更点だ。以前にも増して緻密さと野太い低域が、そう音量を上げずとも得られるようになった点が何よりもありがたい。中でもDENKENの威力は、壁内配線の交換に躊躇せざるを得ないマンション派には福音となろう。もっとも、現在のモデルはSITの代替素子IGBTを使用したものだ。

どのオーディオファイルも同じと思うが、スピーカーは使い手の人柄を映すモニターだ。ティールに落ち着いた私は、さしずめ繊細で几帳面な血液型Aタイプなのだろう(?) 器楽曲や管弦楽がソースの8割を占めるが、理想はふわっと広がる空間に佇む楽器群。オンマイクよりもホールの一階席後方寄りから眺めるような聴き方が好みだ。ただ、あまりに溶け合うとオーディオ的な面白味も半減してしまうのが演奏会と異なる点かもしれない。

ティールはセッティングやアクセサリーの細かい変更も本当によく描き出す。下手な小細工は直ちに見抜いてしまう、厳しいティーチャーだ。製作したケーブルの出来もしっかり反映してくれる。上下にFレンジが伸び、Dレンジの大きいケーブルはティールを活き活きと鳴らす。逆に中域にウエイトを置いたFATなケーブルは非常につまらない鳴り方をする。当然、各人の好みもあろうが、後者のような再生がお好きな方は、始めからティールは眼中にないはずだ。

和紙・絹の被覆を纏ったAgやPtケーブルは、P70>>>Delius>>>handmade pre>>>JRDG model 10>>>CS2.3と繋がる私のシステムに上手くハマった。自分の好みの音とコンポーネントの選択におおよそ狂いはないと考えているが、それぞれの役者の味を自らのケーブルで上手く相乗させることができたのは、長年この趣味を続けてきた中で非常にラッキーな出来事だった。

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コメント

怒涛のupですね(^^)/
THIELの几帳面な音から逃げ出して
某デンマーク製SPにいってしまった
私もやっぱり血液型はAですw

投稿: KOYAMA | 2006年8月29日 (火) 00時32分

KOYAMAさん、コメントありがとうございます^^

THIELの几帳面な音から逃げ出して
ということは、貴方は根っから几帳面なタイプ
ではないことが判明した、わけですね(笑

でもA型ですかぁ。。

投稿: NAIT | 2006年8月29日 (火) 07時45分

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