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2006年8月26日 (土)

魅惑のメタル・パラダイス

Nilacoケーブル製作を始める場合、第一関門は芯線の入手だ。アタマでケーブルの構想を練るのはとても楽しいものだが、モノとして作れなければ試聴すら不可能だ。近年ではオーディオ販売店の中にも自作派向けの芯線として高純度銀やオーグラインを扱う店があるが、金属グルメ的観点からは、むしろオーディオ用と称していない研究・実験用素材が面白い。

私が日頃からお世話になっているのが、知る人ぞ知るニラコさんだ。各種純金属や合金、それも線だけでなく様々な形状でオンライン販売してくれる「金属のデパート」だ。最近では携帯電話からも発注できるようになった。もっとも、これは誰のためのサービスなのか、思い当たる対象者は私を含めて何名いるだろう・・・

ニラコHPによれば、純金属で70元素、2,300品目、合金で85種、1,000品目。形状は線、棒、箔・板、粉末、インゴット等と、そら恐ろしい。ただ、前回の記事にも述べたように、自分流の製作パターンでは、利用する材料は絞られてくる。大抵は線形のAgとPtが中心で、時に好奇心から多種少量の金属線を発注している。

具体的な選択は、後日製作編で紹介できればと思う。

過去にニラコさんから購入した線材の総延長は、もはや思い起こすこともできないが、個人ベースの購入者としてはきっとマークされているに違いない。「10m購入の場合は10%割引となりますが・・・」この殺し文句にいつも屈してしまう。採寸ミスなど初歩的な失敗やアニールで焼き切ってしまうなど、多くの線材が無駄になったこともあったが、経験からいろんなことを学ぶことができた。

原油価格の高騰から、素材価格も随分上がってしまった。かくして、私のような電線病重症患者にまで世界経済情勢が影を落とすことになった。ニラコさんでの貴金属価格も一昔前と比べるとフトコロに痛いケースが増えた。しかし、一旦アタマの中で構想、いや妄想、が走り出すとなかなか歯止めが効かないのが電線病のサガなのだ。

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