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2006年9月 6日 (水)

10万円という鬼門

Manあぶく銭が10万円できたとしよう。普通の経済感覚の持ち主であれば、ちょっとしたことは大抵10万あれば事足りるはずだ。しかし、オーディオ投資にあてる場合、コンポーネントの予算としては少なすぎるので、ケーブル投資を考えたとしよう。

誤解を恐れずに言えば、ケーブル購入で10万は鬼門だと思う。市販ケーブルの新品で10万クラスを買うなら、正味の地金代として10万を投資すべきだと思う。SPケーブルなら迷わず3φAgを大量買いすべきだ。ラインならPtを数メートル購入できる。その方が遥かに妥協を排した1ランク、2ランク上のグレードに到達できると信じている。

10万クラスの市販ケーブルの購入層は、恐らく1コンポーネントあたり50-60万クラスの中級オーディオマニアではないかと想像するが、原価は如何ほどか推して知るべしだ。コストパフォーマンスの点では、むしろ切り売りで安価だが侮れないものを探した方が潔い。電源ならフジクラ、ラインならモガミなど、良いものがある。

勝手なことばかり申し上げたが、20万円台以上のハイエンドケーブルを狙うのなら、市販製品に魅力的なものが多い。自作材料もこのレベルになると購入を躊躇してしまう。トランスペアレントのリファレンスXLシリーズやMITのオラクルシリーズは私も機会があれば是非入手してみたい逸品だ。自作では出せない手の込んだテクノロジーにも興味津々である。

また、10万円を中古ハイエンドケーブルにあてるのは賢い選択肢だ。ショップ、オークション、あるいは知人から型落ちのフラッグシップが入手できればしめたものだ。やはりフラッグシップモデルからはメーカーのコダワリの音が聴こえてくる。これが自分に合うかどうかで、メーカーとの相性が見えてくる。ジュニアモデルの傾向もおおよそ想像できる。

自作品、市販品を問わず、ケーブルグルメとは楽しいものだ。

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コメント

僕もこの考えに賛成です。
たかがアクセサリー、変化率は1割だとか。
でも良い物を聞いてしまうと前には戻れない差なのです。

spケーブルは NBSのリファレンスケーブル blackLabel
デジタルケーブルは NORDOSTのリファレンスケーブル VALHALLA

これらはやはり聴いてとてもいいので手に入れました。

もちろん NAITさんに作って頂いた銀単線も。

投稿: ふら | 2006年9月 7日 (木) 03時02分

ふらさん、コメントありがとうございます。

ブラックラベルにまで行かれていたとは恐れ入りますm(_ _)m
このSPケーブル、どのような音でしょう?
宜しければお聞かせください。

ちなみに、私はSPケーブルは本当なら3φAgで
作りたいのですが、設置上の理由から取り回しの良いものを
選んでいます。現在は、関係者の方に分けていただいた
ソニーミュージックのスタジオ専用特注SPケーブルを
使用しています。日立電線かどこかのOEMで、
高純度銅の多芯撚りのようですが、
馬力もあって太い音が出ます。繊細感も均整が取れています。
これはこれで気に入っています。

しかし、新品ケーブルに10万は出さないが、
中古フラッグシップには30万出す人種。。。
ヤクザな世界ですよね(^^;;;

投稿: NAIT | 2006年9月 7日 (木) 09時03分

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