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2006年9月24日 (日)

合成素材版・6+1=7

61polimer_1一本一本が和紙・絹で絶縁された単線を複数のリッツ線構造として使う場合、6+1=7が有用であることは以前に申し上げた通りだ。しかし、各線の結合や撚りの角度を均一に保つように製作するのは結構大変なのが実情だ。

ここにガラスチューブや最小限の熱収縮チューブを利用することで、かなり楽ができてしまう。音ヌケに若干の妥協が必要かもしれないが、元から相当に研ぎ澄まされたシステムで試聴しない限りは、実使用上の大きなデメリットはないだろうと判断した。

構造断面を見れば、すぐに作り方もお分かりかと思う。2φ程度のガラスチューブ7本を等角度で撚っていき、薄手のヒシチューブで上から押さえるわけだ。こうすることで、曲げがかかった場合でも構造を保持できるようになる。

これはいわば「配管」である。ここに和紙・絹被覆のPtやAl線を通すわけだ。どのポジションに何を通すかはアイデア次第と言えるだろう。シングルエンド、バランスという伝送方法の違いでもベストのポジションは変わってくる。

Stackard_1左図はシングルエンドケーブルのほんの一例だが、HOTとCOLDを2本ずつ用意し、スタッカード構造としたものだ。電力通過時に発生する磁界が互いにキャンセルしあうことから、長尺ラインなどで効果が期待されるだろう。また、電気的にはどこにも接続しないが、ダミー配管に何か別の金属を入れても面白いかもしれない。

Stackard2_1また、中心1本をHOTとし、周囲6本をCOLDで囲んで同軸構造とすることも考えられる。僅かながらもシールド効果が期待できるかもしれない。 ただし、右図ではAlの音が勝ちすぎになるので外周の何本かはAgにすべきだろう。

以上のように、多くの構造パターンが考えられる。製作者の自由な発想で面白いケーブル作りに挑戦していただきたい。

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