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2006年10月 2日 (月)

侮れないコンセントベース

Tik自分のサウンドを仕上げるにあたっては、アクセサリー類の吟味はかなり重要だ。

こう言ってしまうと、本丸のコンポーネントを軽視したアクセサリー偏重主義だと揶揄されるかもしれない。だが、ここで話の対象としているのは「サウンドの核」を構築し終えた方々、それもその核となる機器群をとことん使いこなしたいと日々精進しておられる愛好家なのだ。

このような段階の愛好家にとっては、音のディテールやニュアンスは大きな問題だ。以前にも申し上げたが「微変は激変」なのだ。自分の趣向に合うと見込んだ機器を揃えたら、とことんディテールの仕上げに邁進すべきだと思う。そのプロセスなくしては到達できないステージがあると思う。

そんな小道具は、ヒューズ1個から音響調整パネルまで、数え切れないほどの商品が溢れている。今回取り上げたコンセントベースも、私のサウンドの仕上げには欠かせない存在だ。他のお宅での結果は保証できないが、クリーンで広大な音場空間を好まれる方にはお勧めできると思う。

このブログにもしばしば登場されているしゅうへい氏ルートで切り出してもらった極厚チーク材ベースを何年も愛用している。桜材でも製作していただいたが、勢いは良いものの、全体的な質感が元気良く荒めであった。これに対しチーク材は繊細に伸びる高域とずっしりと彫りの深い低域が特徴だった。

当時の結論では、CB-1のような金属のコンセントベースよりも、非磁性体である黒檀やチークなどの密度の高い木材が好結果であった。以来、システムの大元の電源コンセントにはNaok氏による純銀コンセントとしゅうへい氏のチークベースを愛用している。

ただし、加工には注意が必要だ。想像以上にドリル刃を傷めるようである。柔らかい手触りなのだが加工してみると硬いという、不思議な木材だ。

なお、投稿写真の一番上は桜材で、その下がチークだ。また、コンセントベースの下に写っているが、チーク材は機器の天板が鳴く場合のダンプ材としても重宝している。何年も経って気づいたのだが、P70の天板は意外に鳴いていて、メタリックな共鳴音を発しているようだ。

チーク・スタビライザーは鳴きは抑えるが決して高域を殺さない絶妙なサジ加減がある。この点で極厚の防振ガラスとの共通点があるかもしれない。

また、拙宅ではお約束だが、ガタ除去の緩衝材には厚手の手漉き和紙を使用している。

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