« Power Max vs 付属AC | トップページ | 常時「痛」電 »

2006年10月19日 (木)

ノイズフィルター遊び

Nfオーディオという趣味は何かと堂々巡りの多いものだが、たまに面白い発見や音質の向上があると一気に楽しくなるものだ。今日は久々にそういう日であった。

先日ご紹介した各種のEMC対策フィルターで遊んでみた。これらは本格的なオーディオ用途には考えられていないが、もし美味しい体験ができれば儲けもの、という不純な動機があった。

DENKEN DA-7100HGからdCS Deliusへの電源供給は3.0Agで行っているが、ここに数種のフィルターを順番に介在させて変化を聴いた。

総じて言えば、通常の極太銀のみによる結線から劇的に向上するものはなかったが、製品ごとの傾向のようなものは感じ取ることができた。2P-3P変換プラグを使ったり、重量バランス的に不安定な固定しかできなかったことが不利に働いたとも考えられる。

とはいえ、2つの製品に可能性を感じた。

まずSanritz LNF-5Aだ。低域が一段ズンと伸びる感じで、S/Nも良く繊細なバックの音数もかなりいい。ただし、鮮度がいささか後退する気もした。このあたりはノイズフィルターの宿命かもしれない。都合上、変換プラグを噛ませたが、3.0Agの片端を直接2Pプラグに交換すればかなり使えるかもしれない。

次に感心したのがNEC-Tokin TA-2060だ。LNF-5Aのようなベースの伸びはないが、端正な音場空間を提示する感じだ。高域の化粧っ気もSanritzより少なく、自然なサウンドは秀逸。ただし、結線するために余計なプラグを2個使わざるを得ず、その分大いに損をしたと思われる。

このようなことから、固定の強度にアドバンテージがある通常の結線方法をあえて変更しようとは思わなかった。ただ、極太銀の2Pプラグ化やさらに強固な固定方法を工夫してみたい気持ちも残った。

毎度ながら、こうした変化は「ご当地限定」の可能性が高いので、他人の試聴記はハナシ半分に聞くのがお約束である。

|

« Power Max vs 付属AC | トップページ | 常時「痛」電 »

コメント

興味深く読ませて頂きました。
この分野は、まだまだ発展の可能性が残されていますよね。
ノイズフィルターは、ほとんどが高域が減衰する感覚があります。
この点、改善できると良いのですが・・・

NAITさんはゴールドニッカスハンダをお持ちですか?
もしお持ちでしたらケーブルに数センチほど巻きつけてみてください。
きっと面白い発見があると思います。

投稿: clef | 2006年10月19日 (木) 08時12分

clefさん、まいど。

偶然、AA誌の秋号でトラペのPowerBank2の
レビューを福田雅光氏がやっていたのを
見ました。私のSanritzの感想と似たことを
書かれていたので、チョークコイルやコンデンサ等を
組み合わせたこの種の製品には
共通の傾向があるのかなと思いました。

とはいえ、S/Nの向上は見られるので、固定方法の
再検討などやってみたいと思います。
Sanritzはフィルターなしの場合に比べて高域がのっぺりと、
かつ人工的な感覚でした(若干、ですよ)。
NECは空間のスケールはこじんまりですが、
高域はより自然で立体感もあまり削がれないように思いました。

ちなみに、紹介したほとんどのNFは秋葉駅前の
パーツ路地にて数k円にて購入可能です。
LNFはもう少し高いですけど。

ゴールドニッカスハンダ
え、また怪しい実験をされているんですね!
ケーブルの中ほどですか?プラグ近辺?

投稿: NAIT | 2006年10月19日 (木) 08時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Power Max vs 付属AC | トップページ | 常時「痛」電 »