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2006年10月 8日 (日)

オーディオはお天気屋?

Rain金曜の東京はかなりの雨だった。全国的に鬱陶しい天気だったようだが、オーディオ再生の良否と天候は意外に関係しているのかもしれない。いや、天気が自分の気分を左右して音に対する印象を変化させると言うべきだろうか。

雨の日の音は好きだ。何となくしっとり落ち着いた感じがする。アンダーな曲調でむせぶように鳴くチェロや、大人の心の機微を歌うような女性ボーカルがいい。酒と肴を傍らに聴くオーディオと共通点があるかもしれない。

逆に快晴の日は、縦の線が揃った管弦楽やバルシヴなジャズ・フュージョン系がハマる。しかし、あまり天気が良すぎると、今度はオーディオを止めて外に出たくて集中力を失うので考え物だ。

湿度とスピーカーユニットや木製キャビネットとの間に因果関係があるのだろうか。その意味ではキャビネットにXマテリアルを使用したウイルソンや金属の鎧をまとったYGなどは、湿度による音質変化が少ないのではないかと考える。

精神医学が聴く側の気分と音の印象の関係をいつか解明するかもしれないが、このような日常的に感じることを、自然の中で暮らすことを止めた現代人はかえって特異な現象と見るのかもしれない。

気分で音の印象が少なからず変化するならば、機器の試聴やアクセサリー類の吟味も気をつけないといけないだろう。快晴の秋葉原では、プラシボ効果で余計な衝動買いをしてしまうかもしれない。

また、俗に言う「調子の上がらない日」や「スランプ」の間は、あまり新しいものには手を出さないのが懸命だろう。気分が再び高揚するまでじっと現用機器と向き合ってみると、実はそれまで気づいていなかった美点が現れるかもしれない。

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