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2006年10月20日 (金)

常時「痛」電

Meterオーディオシステムに電源を入れた直後の走り出しは、いかにも貧相な音がする。伸びがない、広がりがない、トキメキがない。仕事を抱えているとウォームアップに付き合う時間も限られてくるので、効率よく美味しい状態のサウンドを聴きたいものだ。

しかし、システム全体を常時通電し、いつでもPLAYボタンひとつ押せば自己ベストを叩き出せる状態に置くには勇気が要る。パワーアンプも大型かつ純A級になってくると電力消費が馬鹿にならない。

経済感覚は人それぞれだが、電気代だけで月数万以上になるようでは世の奥様方は黙っていないのではないだろうか。常時通電とはいろんな意味で痛いものだ。

ここ数年で私が選んできた機器の性格を見ていくと、意図していたわけではないが、電力消費に優しい方向にシフトしているようだ。単に数字上の消費電力という意味だけでなく、調子が出てくるまでのウォームアップ時間が短い機器になりつつある。

以前DACにMSB Platinum Plusを使っていたが、これは常時通電が基本だった。一度冷ましてしまうと、調子を取り戻すのに丸一日はかかった印象がある。実際、筐体はDACとしてはかなり温かくなった。天板の多くの面積が「M・S・B」の文字型スリットに虎刈りされていることからも覗える。考えてみれば、別筐体で販売されるP1000電源部を一体化したものだから納得のいく話だ。

これに対して、dCS Deliusはウォームアップの如何で音が変わるという感じはほとんどない。回路には詳しくないが、あの薄型筐体だからきっと小型のスイッチング電源なのだろう。私が感じないだけかもしれないが、Deliusのウォームアップによる音の変化量は、アンプその他のウォームアップの中で掻き消される程度のレベルのようだ。

一方、パワーアンプにはジェフロウランドModel10を使っているが、これはこのメーカーの本格的なスイッチング電源の走りとなった製品だ。概ね小一時間通電すれば八号目くらいまで調子が出てきて、二時間のうちには頂上で安定してくれるようだ。

某海外有名ブランドを筆頭に、パワーアンプの中には一度冷めてしまうと次の一週間は調子が出ないという製品もあるらしいので、私のような人間はこの手のアンプに間違っても手を出してはいけない。

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コメント

痛いけど頑張ってます(汗)。

投稿: Tak Saeki | 2006年10月21日 (土) 16時42分

これから寒い季節ですから、いいこともありますね(笑

投稿: NAIT | 2006年10月22日 (日) 00時22分

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