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2006年11月25日 (土)

これは売れる!

Capri自分的に何かと使用製品の多い大場商事さんであるが、冬のボーナスシーズンにとんでもない戦略価格商品を市場に投下したようだ。ジェフの新型プリアンプ、Capriだ。

本ブログは宣伝媒体でも何でもないが、直感で

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

と思った。定価ベースでわずか\446,250だ。これであの独特のコンパクトなアルミ無垢「ジュエリー筐体」が手中となれば、よほどヘンな音が出ない限りはまず売れる。ターゲット層はいわずもがなだが、思わず「人柱志願」したくなるような気分にさせる製品だ(^^;

これもJEFFブランドの力と言えばそれまでなのだが、ブランド力は単に広告宣伝費の大きさで培われるものではない。長い時間をかけてユーザーに受け入れられてきたメーカーだけに与えられる力なのだ。

私自身、パワーアンプのModel10/12シリーズのトーンが気にってステレオ機のModel10を愛用している。率直な感想を言えば、能書きで宣伝されているほど透明な音とは思わない。S/N面でも、もっとノイズフロアの低いパワーアンプもあると思う。

しかし、デジタルアンプの走りとも言えるこのジェネレーションの製品の絶妙なブレンド感が好きだ。現代アンプの先鋭的なドライブ能力と伝統的な温かみのあるトーンの融合だ。この点、今のIce Powerデバイス使用機は好みが分かれるようである。JEFFチューンとなれば話は別かもしれないが、Ice Powerを素でいくようなeARあたりは評価もいろいろだ。

Capriの投入は歓迎すべきものだが、高級ブランドの戦略価格商品にはリスクも伴う。例えが的確かどうか自信はないが、女子高生がおしなべてヴィトンをぶら下げて歩くような状況は、果たしてヴィトンにとって長期的に喜ばしいものと言えるだろうか。

ビジネス的な思惑が入り込むと、製品開発にも様々な制約や妥協が強いられるだろう。大場HPによると「可能なまでに贅肉を削ぎ落とし」との表現も見られるが、そもそも「贅肉」は何のためにあるのか、考えて欲しくもなる。

贅肉は贅を凝らした結果つくものだ。趣味の世界、とりわけハイエンドオーディオのような嗜好品のカタマリのような世界において、価格的な理由でひたすら贅を削ぐ必要はあるのだろうか。ブランドの安売りには危険な側面もあるのではないか。

Capriが「骨と皮」だけになったJEFFアンプだとすれば、同ブランドの評価を落とすことのないよう祈るばかりだ。とはいえ、Capriは大いに気になる製品である。この冬、いろんな販売店で聴くのが楽しみだ。

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コメント

この際、思わず人柱になってしまいませう(煽)♪

投稿: Tak Saeki | 2006年11月25日 (土) 16時38分

え!僕がですか?(違...(^^;

投稿: しゅうへい | 2006年11月25日 (土) 18時11分

う~ん、僕は打ち止め(謎爆

・・・カプリってケース代のこと?爆
・・・ゼッタイ中味からっぽですよ~

投稿: NAIT | 2006年11月25日 (土) 18時23分

中身は抵抗アッテネーターとスイッチのみです(ぉ

投稿: どら。 | 2006年11月27日 (月) 15時38分

実はブラック仕上げしかなかったりして(コワ

投稿: NAIT | 2006年11月27日 (月) 21時57分

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