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2006年12月26日 (火)

精密模型

Starオーディオが好きな方の多くは、精密模型も好きだと思う。オーディオ自身が精密機械であるので、音楽鑑賞という要素以外にも細部の作り込みやメカニズムの美に魅かれるからではないかと思う。

私も例外ではなく、模型が好きである。本格的なコレクターというわけではないが、そうしたスケールモデルを見るたびに「おお、ええな」と思ってしまう。特にダイキャストものは男心を掴んで離さない。自分は、鉄道やミニカーよりも、航空機模型が中心である。

近年では中国で精工なOEMが可能になったので、完成品の老舗メーカーからコンビニのオマケまで塗装済みが大半になった。結構な時代だ。昔のキットはカラーを揃えるのが大変だったし、揃ったとしてもテクがついてこない。結局途中で置き去りになるケースが多かった。

細部のデカールに代わるタンポ印刷という技術が決定的に完成品にアドバンテージを与えたようだ。0.Xmmの細かい文字まで印刷できてしまう。デカールのようにシワもよらない。気泡も入らない。経年劣化もほとんどない。これで安いとなれば誰も自分では作らないだろう。

オーディオ再生自身も、精密模型のようなものではないかと思う。ジャンルにもよるが、オーケストラを原寸大で再生できる方は皆無とはいわないが、普通はいないはずだ。原寸再生できるのは、せいぜいこじんまりとした器楽曲くらいではないだろうか。

しかし、模型ならではの精密感が楽しいことも多い。また、その対象が持つ美しさを、デフォルメとまではいかなくとも、しっかり強調してアピールすることもできるだろう。優れたオーディオ機器はそういう能力に長けているのだと思う。

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コメント

いつも楽しく拝見させていただいております。オーディオ好き、ケーブル好き、模型も好きです。仰るとおりだと思います。オーディオ機器にも精密模型に通じるものがありますね。人それぞれですが、音さえ良ければデザインやその他はどうでもいい、と私は思えません。工業デザイナーの草分け・レイモンド・ローウィーやグロピウスもいっていますが、機能的なものは美しい!はずだと思います。ケーブルもまたしかりでしょう。今後ともひっそりと読ませていただきます。ご健筆を期待いたしております。通りすがりが失礼致しました。

投稿: k1xv1x | 2006年12月26日 (火) 23時59分

k1xv1xさん
コメントありがとうございます。
人間を類型化するのはあまり好きでは
ないのですが、大雑把にいえば、
この世界の趣味人は共通項も多いですね。
ちなみに、動く模型も好きです。
少なくとも、西の方にも似たようなタチの
師匠が一人いますw

通りすがらずに、また気が向いたらどうぞ♪

投稿: NAIT | 2006年12月27日 (水) 00時12分

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