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2006年12月30日 (土)

浪速的オーディオ

Kuidaore_2今年は29日が仕事納めだった。都心の交通もすっかり休暇モード。ただ、世間とは裏腹に自分のギョーカイは元旦以外は年中動いているので、30日から3日まで正月休みを確保できたのはラッキーな部類かもしれない。

せっかく時間ができたわけだが、なかなかオーディオともいかないのが家族持ちオーディオファイルの悩みどころだ。子供が小さいとなおさら自由が効かない。休暇は大阪に帰省してトンボ帰りという状態で、もっぱら音楽はシリコン・オーディオの世話になるだろう。

実家に戻ると、せめて日本橋とヨドバ梅田は舐めて帰ることにしている。だが、年々このパターンも実りのないものになってきた。特にデンデンはもうヤバイのではないか。常連ならいざ知らず、一見客としてはどこを見ればよいのかもわからなくなってきた。河口とキヨくらいか?

考えてみれば秋葉原も5555で何とか面目を保っているような状態なので、他の都市ではさらにピンポイント的にショップを攻めないと海外ミドルクラスですら拝めない状態かもしれない。

一方、ヨドバ梅田に寄るのは、ついでに入り易いことと、アクセが意外に並んでいることが主な理由だ。機器自体はほとんど見ることはない。もっぱらプラグやインシュ関係だろうか。しかし、それも最近はどっちでもよくなりつつある(^^;;

オーディオという趣味は、良くも悪くも即物的な浪速の土地柄には99%合わない世界だと思う。ゲージュツ鑑賞はごく一部の物好きのやることなのだ。深遠なる音楽再生の探求から200万のアンプを買ったら、それは驚きではなく、ネタにされるのである。

商売においては、イラチな大阪人は「はよ買うて帰ってんか」「買わへんのやったらさっさと帰ってんか」と長居する客は敬遠するものだ。ただし、金額的にも人間的にも付き合いが深まれば、1%の別枠対応がなされるわけだ。

セレクタならともかく、一見客にセッティングを変更してとっかえひっかえ試聴させるなんてトンデモないことだと思う。それで買わないなんてことになれば、立ち去ったあとに小一時間やられるのは確実だ。

そんな気質の街では、ゼネラル・オーディオから少し背伸びした中級クラスを店頭でじっくり比較する機会も減り、本格的なオーディオ人口の裾野が広がらないのも仕方のないことかもしれない。

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コメント

 秋葉も少し背伸びレベルだとテレオンだけかと。実際、私も背伸びしてBW CDM1seを購入したのはテレオンでした。ダイナは背伸びじゃなくて本気モードでないと突入出来ないですよ(^_^;)

投稿: MESSA | 2006年12月30日 (土) 01時28分

MESSAさん
少し背伸びレベルの製品は最近では通販や量販店で
安く買えてしまうので、専門店の1Fとかは厳しい
かもしれませんね。結局、店員とやりとりしながら
購入するのは数十万以上のものばかりですかね(^^;

自分は大昔に当時の河口さんで音の傾向の違いを
説明してもらいながらセレッションの入門クラスを
勧められたことがありますが、とても満足な買い物
でした。あの頃の方は今はどうしてるのかな。。。

投稿: NAIT | 2006年12月30日 (土) 08時39分

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