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2007年1月18日 (木)

負けるなハイエンド

Denonピュアオーディオという趣味を長くやっていると、何かとハイエンドだフラッグシップだと雲の上の方ばかり眺めがちだが、オーディオ趣味全般の状況も時には考えた方が良さそうだ。

昨年末あたりから、「高級シスコン」と分類できる製品にいよいよデジタル化と小型化の波が激しく押し寄せてきたようだ。もちろん今までも同じような製品はあったはずだが、SACD/CDプレーヤーとデジタルプリメインという構成で洒落た外観をまとったペアコンポーネントを最近よく見かける。

従前このクラスは音質的にも製品ランク的にも明らかに低位のものと考えられていたのだが、最近のデジタル化・小型化は上位クラスとの差異をかなり狭める結果となっているのではないか。設置環境をあまりツメずに適当に部屋に置いてBGM的に聴く程度であれば、入門ピュアあるいは中級ピュアあたりまでの製品との違いはあまり出ないであろう。

国産のSP+2点セットで20-30万で収まってなおかつ相当に良い音であれば、普通人は何ゆえ輸入高級オーディオ機器を求める理由があろうか・・・

自分は設備の面でもマインドの面でも既にドップリなので今更ランクがどうとか国産がどうだとか申し上げる気はないが、評論家の菅野センセが昨秋のIASで繰り返しのたまわっていた話を思い出す。

ごく大雑把に言えば、「国産メーカーには海外輸入ハイエンドの邪魔をしてほしくない」という主旨の話だったと思う。オーディオの発展は単に新技術やマーケティングだけでは成し得ないものであり、人々の音楽芸術に対する認識が成熟しないことには発展しない、という考えだ。

自分は国産オンリーでも舶来(笑)オンリーでもないが、氏の話には共感できる部分もある。今ゼネラルオーディオで起こっていることは直接ハイエンドには関係ないかもしれないが、ハイエンドに繋がる入門から中級ラインを食うという意味では看過できない問題かもしれない。

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コメント

NAITさん
Tardと申します。
いつもはROMばかりでしたが、よろしくお願いします。

今の「高級シスコン」路線は冬の時代が長かったために辛抱たまらず、
事業の維持のため団塊世代を狙って利益拡大という事でしょう。
ある意味、生存者利益を取りに行く感じですね(--;)

ただ、輸入商社も今まで真剣に取り組んでいなかったオールインワンの
レシーバーを増やしてきている状況を見ると、日本は欧米に比べコアな
マニアの絶対数が少ないからこんなマーケティングとか企画とかしか
出来ないだけとも考えられますが、如何でしょうか?

また、高級シスコンが引き金になってその後ズルズルとかも
期待できないことも・・・(^_^;)

投稿: Tard | 2007年1月18日 (木) 20時01分

Sonyのシステムは3点セット30万から考えられないような音が出てきてましたね~。写真のDenonは未聴ですが、デザインはそこそこいい感じで、初心者に勧めるにはいい感じです♪
まぁ、一度浸けてしまえば引きずり込むのは難しくないので(笑)、もしかすると高級オデオもまた流行るかも?

投稿: Akimitsu | 2007年1月18日 (木) 21時42分

Tardさん、コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

オーディオの市場動向やマーケティングには
詳しくないのですが、きっかけはどうであれ
ズルズル....のパターンで高級市場も
にぎわってほしいですね。
それにしても、ここまで簡単にいい音が
聴けるようになると、次のステップはいきなり
ウン百万みたいな状態か!?

投稿: NAIT | 2007年1月18日 (木) 22時12分

Akimitsuさん
Denonにしてはスッキリしてるよねw
でも、やっぱり何となくDenonだね...

投稿: NAIT | 2007年1月18日 (木) 22時13分

NAITさん
こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m

国産各社とも同様のコンセプトのものは価格から考えると意外や意外、
結構まともでいい音にチューニングしていますね(^_^;)
しかも自社の音質上の特徴や癖をあまり前面に出していないので
より好ましく感じます。

国内メーカーはやや上向きで輸入商社はほぼ全滅という状況は悲しいですから、
ここからオーディオに火がついて市場が活性化すればいいな(^_^)
あとはショップと雑誌のバックアップがあればなおよしですね。

投稿: Tard | 2007年1月18日 (木) 23時25分

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