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2007年1月 6日 (土)

過渡期

新しい物を入れると、初めの数週間はたいてい音の座りが悪いものだが、今回もまさしくそのような状態だ。拙宅のサウンドは再び過渡期に入ったと言えるだろう。

Verdi La Scalaを通電して丸一日が経過した。昨日の印象とはまた違ってきている。長時間の通電は基本中の基本なのだが、久々の大物役者の登場でいくぶん気が逸っているのかもしれない。

実は、昨日の段階ではオーディオ的な意味でハッとさせられるサウンドはP-70の方が一枚上手の印象だった。Verdiはポン置きで既にセラベース武装したP-70を凌ぐ情報量で非常に驚いたわけだが、その感触はあくまでもスムーズで、カチッと彫りの深い音の輪郭はP-70よりいくぶん薄めに感じられた。

だが、今夜帰宅後に鳴らしてみると、昨夜の開きは随分と縮まってきたように思う。音像フォーカスも俄然定まってきた。むしろエソテリックのような「いかにもオーディオ的な音」を誇示しない分、今後の使いこなしでトータルでは懐の深いオーディオ再生ができるのではないかと感じ始めている。

理想はIASでdCSセットとJRDGパワーで鳴らされていたISISのような音。誇張感がなく柔らかくヌルい普通の音。でも物凄い情報量と空間の大きさがあったのだ。キャンバスとなるSPのレベルは到底追いつかないが、ああいう再生をやってみたいものだ。

やはり鍵となるのはデジタル伝送方式の吟味だろう。SDIF-2は残念ながらDeliusでは受けられないので、シングルのAESかBNCあたりで見極めるしかないだろう。1394で聴くCDの音は、各所で言われているように「作為的な音」のように思えて、あまり感心できなかった。

Verdi-DeliusでDual AESをやりたければPurcellが必要になるわけだが、どうせならSDIF-2が受けられるElgar Plusに邁進したくなるのは人情だろう。

ハァ、やはり先は遠い.........

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