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2007年1月20日 (土)

冬の音

Winter今日の東京は少し雪がちらつく寒さ。暖冬の中で久々に「らしい」天気となった。

私は夏のダラダラした精神状態よりも冬のピリリと身が引き締まる空気が好きだ。そんな傾向が自分のオーディオ再生にも反映されているのかもしれない。

温度感が低いのが好き、とは決して思わないが、締まりのない音は嫌いだ。ピンと張り詰めた音場空間に定位する音像が一つの理想である。

気温とオーディオ物理学との関係は深い。ケーブル導体について言えば、気温の変化で電気抵抗が上下する。細かい数値は専門家にお任せしたいが、空調をかけない場合の夏と冬の室温差は、導体の純度のベンチマークとされている"N"に換算すれば軽く数個分は変わってしまうくらいの話らしい。

ということは、アクロを始めとするケーブルメーカーがしきりに能書きで謳う7Nや8Nというのは、聴き手側の室内環境で大きくブレているはずである。そのN一つの差で製品価格がウン万円上乗せされているのだから、オーディオは怖い世界だ。

もちろん、ケーブルが音に与える影響は直流抵抗だけでは測り知れないだろう。むしろケーブル構造に起因するインダクタンス成分の方が再生音に与える影響は大きいと考えている。

物理的な話は別としても、やはりピリリとした中で聴く音楽の方が精神的には澄みきった気分になるので不思議だ。大阪と比べると東京では春になっても結構寒い日が続くようなので、まだ数ヶ月はキリッとした音楽が楽しめそうだ。

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