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2007年2月 9日 (金)

Now & Then

Nowthenカーペンターズといえば、自分にとってはアメリカン・オールディーズの大御所である。世代的な違いもあるだろうが、音楽やレコードというものに興味を持ち始めた時代に親が聞いていた洋楽だったのだ。

父親は別にオーディオマニアではなく、適当なステレオセットでレコードを聴いていた。パイオニアの一体型チューナーアンプとレコードプレーヤーのセットだった。スピーカーは中型ブックシェルフサイズの付属品であった。

今思えばS/Nの冴えないロクな音ではなかったはずなのだが、記憶とは美化されるものだ。平日の日中にこっそり親父のカーペンターズのレコードに針を下ろして出てきた音は衝撃的だった。

英語も何もわからなかったので、むにゃむにゃと意味のわからん言葉を綺麗に歌うこのお姉さんは何者ゾ、というような感覚で聴き入ったものだ。スピーカーから音を出して周りに察知されるのが恥ずかしかったので、日々ヘッドフォンでこっそり聴いた。

よくものの例えで「針が擦り切れるくらい....」というが、これは本当だ。擦り切れるくらい聴いた。そのアルバムは、B面が定番"Yesterday once more"で始まり、ラジオのDJ番組風のメドレーで進行していく仕掛けになっていたが、「ホンマ何言うてはるんかいなこの人ら?」という状態だった(^^;

そのレコードが"Now & Then"というアルバムで、その後の自分の音楽ライフに大きな影響を与えるとは、当時は知る由もなかった。

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