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2007年3月14日 (水)

元気の出る音楽Ⅱ

Bartok2前回に続いてまた元気の出る管弦楽曲をご紹介したい。

先日はセルの「ドボハチ」に少し触れたが、他にもこれは凄いと思わざるを得ないCDがまだまだある。以前にも申し上げたかもしれないが、ライナー&シガコのバルトーク「管弦楽のための協奏曲」は屈指の一枚だ。

ビクターのxrcd2リマスター盤だが、1955年と非常に古い録音である。しかし実に瑞々しいサウンドを聴かせる一枚で、間違いなくリマスターとしては大成功だと思う。

演奏は録音どころの騒ぎではない。一貫してスリリングであり、一音一音に重みを感じる。いや、音にマスがあることに加えてスピードが乗る。

入手されるチャンスがあったら、ぜひお聴きすると良い。セルもそうだったが、鳥肌の立つ演奏にはエネルギーがある。ただスコアをなぞったようなアンサンブルも散見される中、気迫の演奏は自らが生命を得た魚のようである。

特にフィナーレは究極のローラーコースターに乗せられたかのごとく駆け抜ける。

こうした演奏を上手く再生するには、エネルギー感を「らしく」演出してくれる装置が似つかわしいだろう。幸い今のシステムはそういう方向に調整しているので、しばらくぶりに聴いたライナーもかなり満足感があった。

オーディオとは本当に贅沢な趣味である。

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