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2008年10月

2008年10月31日 (金)

安定期?

20081031_geqGEQ調整もひたすらマイクを立てていた当初から比べるとずいぶん安定期に入ってきたような感触です。

低域~中低域にかけて定在波による凸凹があったり、片CHでミッドとツイータのクロスあたりに暴れが見られたりもするのですが、そこは律儀に差分の補正をするよりも音楽を聴きながら聴感ベースでだいたいの補正カーブを緩やかに当てる感じでやっています。

「あてずっぽ」と言われればそういう部分も否めませんが、聴感に加えて日頃から採取しているデータも拠りどころとしています。これがなければただの「手の込んだトーンコントロール」ですから (^^;

直近の補正では±2dBくらいに収まっています。これでもGEQスルーと比較すると随分と音楽が自然体で、ずっと聴いていたくなるような感覚になります。

決してダルい音というわけではありません。ピチピチとして鮮度感もある一方で低音楽器の量感・質感ともにバランスが取れています。自分の感覚ですけどね。

ティールは測定値は優秀でも聴いたインプレではよく「高域シャクレ」「シャラシャラ」「粉っぽい高域」みたいに言われますが、ウェルバランスに追い込むと上もしなやかになり、独特な空間提示とあいまって相当に良いスピーカーなんだと再認識した次第です。

そこに至る手法が自分の場合はGEQに落ち着きつつあるというところでしょうか。

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2008年10月27日 (月)

分解癖

20081027_bk1手中にしたオーディオ機器、そのうち開腹しちゃいますよねぇw

特にmade in ChinaのDEQ2496なんて開けてくれといってる同然の手薄なガードのケースです。開けないわけにはいきません。

ところが実際に開腹していくと、さすがは人民クオリティーと唸らざるを得ない部分がボロボロと・・・タッピングビスを緩めると黒塗料の粉がポロポロ・・・

20081027_bk2ラックマウント金具って、完全なケースがあってその外側にくっつけるものだと長らく考えてきましたが、あちらではどうやら金具に隠れる部分は「穴」でも構わないみたいですねorz

外してみると電源ON/OFF時に指をケース内に突っ込めるので、意外と確実な操作ができます(爆

20081027_bk3DSPボード、I/Oボードなど、SMD素子が所狭しとならびます。主要なDSPチップにアナデバのロゴが見えますね。ファームを乗せた別チップにはV2.4というシールが貼ってあります。その他、「検定済」を示すと思われる現地メーカー名の漢字が書いたシールがあちこち見えますw

XLRオスを受ける基板直結型端子はロック機構のない「超」廉価版。こんなの秋葉原で見たこと無いワ。

ちなみに、I/OボードとDSPボード間のデータケーブルにはフラットケーブル用の平べったいノイズ除去フェライトコアが装着されています。手前に見えるパッチンコアは私が後で付け足したものです。

DSPボードに内部発振器が2つ見えますね。銀色の小さなケースに覆われた素子です。一つが44.1kHz系統、もう一つが48kHz系統になるのでしょう。

20081027_bk4電源部は鉄板で囲われたBOX内にありますが、これまた完全なBOXではなく単なる「囲い」であることは想像に難くありません(爆 シールドもPC筐体のように合理的で、バネ状の金具がケースを閉じたときに接触するという構造が多いです。

何か気になったのでパッチン4個もぶら下げてしまいました、ハハ

モノとしての作り込みでは、いわゆる「高級オーディオ」に組み入れるには恥ずかしいレベルの仕上がりですが、下克上のデジ時代は何が起こるかわからないもの。先入観を持たず虚心坦懐に聴いてみることも大切でしょう。

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2008年10月25日 (土)

地道な作業

20081025_pp最近のデジイコでは高度化したDSPの恩恵で自動補正機能が手軽に楽しめるようになりました。dbx DriveRackシリーズ、ベリDEQ2496、そしてアキュDG-48等々、一般ユーザーでも手軽に入手可能です。

ところが実際はなかなか聴感にドンピシャの補正ができないのが実情です。その原因として、現状を測定によってどう把握するのかという点でいろんなアプローチがあることが考えられます。

実際、マイクを立てる位置はリスポジか軸上1mか、音圧はどのくらいか、またテストトーンはピンクノイズかワーブルトーンスイープか、等々いろんな要素が絡んできます。

どれが正解なのかは今の自分には分かりません。むしろ大切なのは自分の測定方法を確立して安定した再現性ある測定アプローチを編み出すことかなぁなんて考えています。

そういう意味では機械でイッパツ補正というのは便利に見えて実はむちゃくちゃ遠回りになるでしょう。逆に早道なのは地道に手書きでグラフ用紙にドットを打っていくこと、これに尽きるのではないでしょうか。これだと簡易なグライコと測定PC+ソフトで済みます。

ここのところ気が向けば測定、ということを頻繁にやっています。その度に手書き資料がたまってきました。当然、初期の測定方法は最近のそれと比較すると結果の再現性が乏しく、とてもアテになるレベルではありませんでした。最近は何とか補正の元ネタとしてかなり満足できるデータがとれるようになってきました。

他の方に参考になるとは限りませんが、自分の測定方法は①マイクはリスポジ②音量は普段聴く最大音圧より若干大きめ③テストトーンは20Hz-20kHzワーブルトーンスイープ、という感じです。もちろん、ピンクノイズや軸上50cmで測って素晴らしい補正をやっちゃう方もあるでしょうから、あくまでも私が安定して測れる方法ということです。

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2008年10月23日 (木)

配置換え

20081023_dcs配置換えといっても職場ではありません (^^; 久々に機器の場所を入れ替えました。

ここに来てついにdCS重箱セッティングとなりました。PurcellやVelonaが間に入っていたとすれば、さらにエグイことになりますね(爆

Verdiのガラス天板は筐体の響きをコントロールする役割があるのですが、これには触れないように周りの枠にElgarの足が乗っかるんですね、なぁるほど。

ちょっとロボコップか?エジプト風か?(謎

視覚的にちょっと「トップ・ヘヴィ」になってしまいましたが、使い勝手は良いです。ラックの常道としても天板が一番音が良いと言われていますから、ソース機器を上段に置くのは理にかなっているでしょう。

とりあえず La Sacla>>>Elgar+>>>iEQ31>>>謎プリ>>>Model10>>>CS2.3 という流れになっています。音が馴染むにはしばらく鳴らしこみが必要でしょうね。またEQのセッティングも測定しなおして微調整が必要かと。

まぁ一度にあれこれやるのは大変なので追々やります。

EQは天板がボコボコなので例のしゅうへい氏無垢チークボードを乗せています。足は在り合わせの黒檀+アルミナチップの3点支持です。ACケーはアクロの6N4020とマリンコプラグが余っていたので作りました。

長期的にEQの調整が固まってきたら頻繁に触ることはなくなるでしょうから、下のほうに設置したいですね。いかにもマニア、って感じは好みが分かれるところです(もう遅いw。

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2008年10月21日 (火)

久々の電源いじり

20082021_kk以前の計画に反して予期せずEQが増えたのでコンセントの数が足りなくなりました (^^; なので2口で用意していたdCS用コンセントを4口に拡張。これでしばらくは間に合いそうです。

拙宅はマンションですがオーディオ専用のCV14sqを契約ブレーカから分岐して敷設済みです。こうした2本の専用線のうち1本が前段用、1本がパワーアンプ用となっています。

壁コングルメ?も長らくご無沙汰ですが、dCS用には明工社の壁コンの銀接点プレート仕様を使用中です。4口にするにはもう1個追加となるわけですが、とりあえず手持ちの松下ホスピタルグレードで済ませることに。気が向けば最近の流行りものをオヤイデでGETして換装します。

しかしCV14sqなんてアホみたいな電線を敷いて若干の後悔もあります(爆 末端加工の大変さもハンパではないですね。線が曲がらないし、カットは金ノコonly。。。

結局二股分割はやめて明工社から2φ絹巻き銀単線10cm程度で松下にリレーしました。このほうがスマートな工法です。

ちなみに拙宅ではメタルケースは使っていません。頑丈で音に良いように思えますが、経験では配管を含めて妙にシールドしないほうが良いと考えています。よってホームセンター製BOXですw ホコリに気をつける必要はありますが、カバープレートは無い方が変な響きが乗らないようです。

なんとか工事完了。さらに純度の高いサウンドに近づけば嬉しいですけどね。20081021_kk2

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2008年10月18日 (土)

グライコ第2弾

20081018_geqDEQ2496の音質がイマイチと判断したため、次の機種を入手しました。

業務用機器の知識がないのでとりあえず入手性のよいdbxからiEQ-31という31バンドデジタルグライコをGET。入出力はアナログですがGEQ回路自体はデジタル領域で行う製品です。

実際ラックに設置してみると、堂々たる19インチ3Uパネルにぎっしり歯が並んでこれはこれで壮観な眺めw 各スイッチやスライダーの操作にも信頼性を感じます。使いこなせるのかなぁ。。

音出し。DEQで気になった鮮度感、粒立ち、立体感の後退は感じません。音の粗さもありません。これなら送り出しのdCSをSDIF-2で組んで、下流は全部アナログで送っても質の問題はないと思います。これはアタリです v(^^)

DEQ2496はもっぱらRTAのスペアナのみを使ってマイクで室内のF特を常時監視することにしました。GEQ操作と常時監視メーターは別々の方が使い易いですし。

高域は1dB弄っただけでも印象がかなり変化しますね。左右のレベル差を簡単にあわせられるので、Voの子音と母音の定位も綺麗に整いました。以前は曲によってヘンな感じがよくありましたのでとても重宝しています。

GEQやPEQは位相特性が狂うとか言われますが、軽くかける分には気にするほどの劣化はないと思います。さらにはPCでリニアにもっと複雑な調整も可能な時代ですが、ちょっと聴きたいだけなのにいちいちPCを起動してってのもいまひとつ生活スタイルに合わないので、自分には単体ハードウエアで処理するのが合っているようです。

いわゆるハイエンドミリオネラー機の消費税分くらいの機器で十分使い物になるわけですから安いもんですね。

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2008年10月14日 (火)

B級グルメは.....続く

20081017_ulDEQ2496、いろいろ弄ってその恩恵も分かりましたが、結論としては定期的な測定や「フラットだとこう聴こえるんだよ」というモノサシ程度に使おうかと思うに至りました。

スタメンになれない理由はやはり音の正気が多少ですが薄れてしまう点。もう少し具体的にいえば、立体感が後退するとかバッフル面からの音離れがイマイチとか。こういう要素ってオーディオ評論家センセ用語でいうところの「音の浸透力」にかかわってきます。心に訴えかけない音楽なんて大掛かりな装置で聴いても意味ないんです。

AD/DA変換はパスしてVerdiとElgarの間にデジタル接続する形で吟味してきましたが、劣化はデジでも避けられないようです。もちろん調整テクの至らなさもあるでしょうから、EQの可能性は計り知れないくらい大きいと思います。

これが安物ではなくDG-48やDriveRack4800だったらどうなるかなぁという興味も湧きますが、さぁどうでしょうか.....ですので劣化のより少ない製品を探してみようかと思います。

一番いいのは、音のバランスをセッティング、ルームアコ、そしてそもそもの機材選び等で整えていくことでしょう。それは分かってはいるものの、何かと環境制約が多いもので (^^;;

B級グルメの旅はまだまだ続きそうです。

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2008年10月10日 (金)

壁を打ち破れ!?

20081011_mtシステムを設置しているのはリビングなのですが、試しに床から天井まで2.5m近くあるガラス戸2枚を開放して聴いてみたところ、目からウロコw

こりゃすっきりした音です。

通常の閉めた状態で測定すると定在波の悪影響が随所に現れるのですが、ピーキーになりがちな帯域の音が外に抜けるので隣接バンドへの抑圧も極少。中低域が比較的リニアに再現されるので上も自然な感じ。

ふとスペアナに目をやると若干右下がりの平坦な特性になってますw 低域は定在波でガタつきますが、高域は±2-3dB程度で推移しているようです。

ルームアコでの対策も必要ですかね。。戸を閉めた状態ではやはり室内の反射でピーキーな帯域があるようですね。かといって大きな拡散板など常設できませんし (^^;

う~ん、究極の再生は原野で爆音?w

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2008年10月 5日 (日)

今年のIAS

20081005_ias今年も有楽町のインターナショナルオーディオショウに行ってきました。

今回は真剣にいろんなSPの音でも聴こうかと単独行動で行ったのですが、やはり現場でライト系から濃い系まで、いろんな顔見知りに遭遇させていただきましたw

結局ショウは早々に切り上げてなぜか横浜赤レンガのドイツビールフェスティバルになだれ込むことに (^^;;

IASで聴いたのはエレク鳥のスガーノ先生のパスラボのデモとアクシスのルーメンくらいですか。ルーメンはやっぱりどこか反則ですよね、価格も反則です!エアーも反則!カーマは良さげ。

個人的に横浜は久しぶりで、神戸同様ちょっとexoticな感じを楽しむことができました。ご一緒した皆様、また遊んでくださいませw

clefさんもまたウチに来てくださいね。

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