絹巻スケルトン
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スケルトンは金田式アンプをはじめSino系でもお馴染みの抵抗。精度を問題視する方もありますが、色づけの少ないストレートな音質には定評があります。この抵抗のカスタムチューンの定番が「絹巻き」です。テンションをかけて巻くことで共振や鳴きをコントロールしているものと思います。
巻くといっても、いろんな方式が見られます。トライガードと黒絹糸を併用した方法でカスタムチューンしたスケルトン抵抗はテクニカルサンヨーでも昔販売していましたね。
僕の場合はまずはハダカにした胴体にスペシャル和紙を巻きます。
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その上から金糸を巻いていきます。このパターンの絹巻スケルトンはWeb上でもよく見受けられるのではないでしょうか。でも綺麗に仕上げるのはかなり難しいですね。
僕の場合は亜流で、この上にまた和紙を重ねます。紙を巻いているというよりは接着剤でベトベトになったシートを巻いているような感じになり、硬化後は一体となった厚い和紙層ができます。外観の質もちょっとヴィンテージっぽくって趣があるのでこれでfix。
この上にさらに絹巻層を重ねて和紙絹2+2とすることもできますが、キリがないですね(^^;
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コメント
スケルトンも旧在庫品は真鍮キャップ。
現行品の銅キャップと混在しているので、それぞれのキャラに悩みますよね。なにはともあれ絹巻バンザイ(^^)v
投稿: hamond | 2008年11月12日 (水) 00時52分
hamondさん、毎度です。
我々自作派は常にパーツ固有の音に
関心を持ちますよね。
抵抗、コンデンサ1個のキャラが云々と。
確かに音は結構変わります。
手持ちのスケルトンは真鍮キャップのようです。
仕上げに全体を和紙巻きすることでキャップも
含めて鳴きのコントロールになれば・・・
ただパーツの吟味以前にクリアすべき課題が
多いので、パーツ単位のコダワリはかなり
後回しにしているのが自分流です(^^;
投稿: NAIT | 2008年11月12日 (水) 08時54分