SACDの補正
当ブログではこれまでSACDについてほとんど触れてきませんでしたが、割合は多くないもののIEEE1394接続・dCSプロトコルによるSACD再生も楽しんでいます。
最近のお気に入りは金聖響指揮、シエナウインドオーケストラによるジョン・ウイリアムズ作品の吹奏楽演奏です。2006年の横浜での公演ですね。ハイブリです。肩肘張らずに聴ける映画音楽が目白押しです。
その昔、自分もブラスをやっていただけに、ついついのめりこみますね!
さてさて、GEQの調整は主に普段のヘヴィ・ローテーションのクラシックCDを中心にSDIF-2で聴いてやってきましたが、SACDでは同じ補正が良い結果を出してくれないので課題はまだまだ多いです。
何が違うかといえば、高域の補正量です。正直、SACDは上の補正はやらずに中低域の凸凹をなだめる程度にするほうがいいようです。もともと高域が自然体だから妙にレベルを下げると冴えない音になるのでしょう。
これは逆にSDIF-2によるCD再生がチャキチャキしたバランスであるということかもしれません。La Scala-Elgar+のSDIF-2によるCD再生はオーディオ的に手綱を緩めた感がなく、隅々までいろんな音をキッチリ出してきます。でもSACDとの比較においてはCDフォーマットの限界があるのでしょうね。
でも、CDはパンチがあって好きなんですけどね。
それにしても、フォーマット切替の操作性が悪いですね、dCSって (^^;
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